名古屋駅と東岡崎駅でアレクサンダーテクニークを伝えている
講師のhikitakeです。(プロフィール)
この記事では
吃音やどもり・発声障害の原因を
なるべく分かりやすく解説していきます。
この記事を最後まで読んでいただくことで
- 声門閉鎖
- バルサルバ反射
- 解消・緩和につながること
などがざっくりと分かるようになります。
そして
最後まで読んでいただいた方にはある特典があります!
どうぞ最後まで一読くださいませ。
吃音の原因は?
吃音の原因・声門閉鎖
吃音の原因ははっきりと解明されているわけではありませんが、
いくつかわかっていることがあります。
それは吃るときに
声門が28%〜100%閉じていること、
流暢(りゅうちょう)に話している時に比べ
喉頭(声帯)に力が入りすぎていることです。
特に難発性においては100%声門が閉じていることがわかっています。
- 難発性(阻止・ブロック)は100%声門閉鎖
- 連発性(繰り返し)は60%声門閉鎖
- 伸発性(引き伸ばし)は28%声門閉鎖
つまり声帯の筋肉を緩めることが吃音解消・緩和の一つに繋がると考えています。
吃音の原因・バルサルバ操作
そして声帯も筋肉の一部のため、
首周り・全身の筋肉に繋がっています。
全身の緊張も関係する
バルサルバ操作が吃音の原因と考える
ビル・パリー (Bill Parry)氏は
一部の吃音症はバルサルバ反射が原因という
バルサルバ仮説を立てています。
バルサルバ操作、バルサルバ手技、バルサルバ法ともいいますが、
息を止めて、力むことです。
声帯が閉じられ、同時に腹筋群を収縮させるで胸腹腔内圧が高まる操作のことで、
重いものをもったりするときに「ん!」とする操作です。
バルサルバ仮説が正しければ、
バルサルバ操作を止めることでどもりや喉のつまりは解消されることになります。
吃音や吃りの解消・緩和にできること「筋緊張の解消」
エビデンスに基づいた吃音支援入門記載の
声門閉鎖率やバルサルバ仮説の二つを加味すると
筋緊張が原因の一つと考えられるため
喉頭(声帯)を含む首や全身の筋肉を緩めることで
バルサルバ操作や声門閉鎖率が改善される可能性が高いと考えています。
筋緊張の解消のステップ
筋緊張を緩めるステップとしては以下です。
- 筋緊張に気づく
- 力むのを止める
- 息を吐く
気づけなければ別の行動をとることができないため
最重要なのが筋緊張に”気づく”ことです。
筋緊張に”気づく”ことができたら
力みを意思で止められる方は止める行動がとれます。
力み(筋緊張)に気付いても
なかなか力み(筋緊張)を緩めることができない方は
「ふぅ」「はぁ」と息を吐くと
バルサルバ操作の内圧を高めるために力みは緩和される可能性が高いです。
当吃音解消レッスンでは
余分な筋緊張を解消する技術アレクサンダーテクニークを用いて
気づきを高め
発声を含む日常動作での筋緊張を解消していきます。
具体的なレッスン内容については「アレクサンダーテクニーク教室のレッスン内容」をご覧ください。
まとめ
以上、吃音やどもり・発声障害の原因についてでした。
まとめです。
- 声門閉鎖
- バルサルバ反射
声門閉鎖やバルサルバ反射につながる筋緊張を緩めるために
筋緊張解消技術アレクサンダーテクニークをオススメいたします。
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