身体の不調解消

非特異的腰痛や慢性的な腰痛の原因は何かを解説します!

非特異的腰痛や慢性的な腰痛の原因

名古屋駅と東岡崎駅でアレクサンダーテクニークを伝えている
講師のhikitakeです。(プロフィール)

このページでは
慢性的な腰痛

原因は何か?
なるべく分かりやすく解説していきます。

この記事を最後まで読んでいただくことで

  • 慢性的な腰痛の原因
  • 解決のヒント

がざっくりと分かるようになります。

どうぞ最後まで一読くださいませ。

腰痛の原因は?

痛みの原因がはっきりしない腰痛を
非特異的腰痛と言いますが、

非特異的腰痛は多くの原因が考えられます。

物理的な痛みでも
悪い姿勢や筋緊張による神経の圧迫

筋肉を緊張し続けることによる
ヒスタミンなどの発痛物質の蓄積なども考えられます。

また

実際の物理的な痛みよりも
脳が痛いと錯覚していることもあります。

薬や外科でもなく、認知を変える
認知行動療法も「腰痛の慢性化予防に有用である」と

腰痛診療ガイドライン(2019)」にも
記載されています。

慢性的な腰痛の原因は上記の様に
物理的な痛みや脳の錯覚による痛みが考えられますが、

以下の5つが慢性的な腰痛の原因として考えられます。

慢性腰痛の原因
  • 物理的な痛み
  • 血行不良
  • 酸素供給量の低下
  • 認知
  • セロトニン不足

以下、一つずつ解説していきます。

腰痛の原因1・物理的な痛み

一般的に腰痛とといえば、物理的な痛みをイメージされるかと思います。

こちらはイメージ通りかと思いますが、

本来背骨は緩やかなS字を描いているのが、
負担が最小限の有利で楽な姿勢のため

極力背骨の緩やかなS字を保ったまま動いた方が負担が少なくなります。

それを猫背などを容認したままだと
背骨がC字のままでの動作となり、
背骨に負担がかかります。

猫背を容認し続けていると
習慣で猫背が楽に感じてしまいますが、

神経の圧迫
背中やお腹で余分な筋緊張が発生します。

筋肉を緊張し続けると
ヒスタミンなどの発痛物質が蓄積されることも腰痛の一つの原因と考えられるため

背骨を最も負担の少ない緩やかなS字で移動や日常動作をすることで
背骨の負担、筋肉の負担が最小限になります。

腰痛の原因2・血行が悪い

上記の説明の続きになりますが、
ヒスタミンなどの発痛物質は血行が悪いと流れにくくなり、蓄積されます。

血行を良くすることでヒスタミンなどの発痛物質が流れ、痛みの減少に繋がると考えられます。

物理的な圧力や筋緊張を緩めることで、
筋肉や交感神経により抑えられていた血管が
解放され血行が良くなります。

腰痛の原因3・酸素不足

医学博士であり痛み専門医の河合隆志先生の
著書「腰痛が楽になる酸素たっぷり呼吸法」で

脳の背外側前頭前皮質という部分が痛みを鎮める部位なのですが、

背外側前頭前皮質の酸素が不足することで痛みを感じやすくなると説明しています。

そのため
酸素をしっかり取り込むことが
脳科学の観点からも痛みを減らすことができます。

腰痛の原因4・認知問題

腰痛診療ガイドライン(2019)」にも
認知行動療法は「腰痛の慢性化予防に有用である」と記載されています。

認知行動療法とは

考え方(=認知)を修正する
ことによって
生活(=行動)を改善する治療法

上記で紹介した著書の中でも以下のように書かれています。

そもそも患者さんは
「痛くてできないこと」ばかりを考えてしまいがちなのですが

「痛くてもできること」を考えられるように認知を修正していきます。

この認知の修正によって、少しずつ体を動かし体操をして散歩ができるようにする。

さらには外出が可能になるように
行動を変化させ改善させていく

これが
腰痛に対する認知行動療法です。

腰痛は歩いて治す」より

痛い→ストレス→動かない→ストレス、、

ではなく、
痛くてもできることで考えることで

ストレスが減り、
ストレスからの痛みも減っていくと考えられます。

アレクサンダーテクニーク良い循環

その結果、「もっと動いてみよう」など
「動けるんだ」と認知が変わっていきます。

さらに
動けば動くほど、血行も良くなり、
発痛物質も流れ、より腰痛の解消に繋がります。

腰痛の原因5・セロトニン不足

痛みの原因の一つとして上記で
脳の背外側前頭前皮質の酸素不足によって痛みを感じやすくなると説明しましたが、

幸福ホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が不足しても痛みを感じやすくなります。

下降性疼痛抑制系と言われていますが、
セロトニンは痛みを抑える役割も担っているため

セロトニンが不足すると本来は感じないはずの痛みも感じるようになってしまいます。

そのためセロトニンを不足させないためにも
日光浴や姿勢を保つ筋肉を刺激することが有効と考えられます。

まとめ

以上が慢性腰痛の考えられる原因5つでした。

まとめると

慢性腰痛の原因
  • 物理的な痛み
  • 血行不良
  • 酸素供給量の低下
  • 認知
  • セロトニン不足

になります。

慢性腰痛に有効な姿勢・動作改善

慢性腰痛の考えられる原因を全体的にアプローチするのに

姿勢改善や動作改善が有効だと考えています。

姿勢・動作改善は

姿勢・動作改善のメリット
  • 物理的な痛みの減少
  • 筋緊張が緩ることで血行改善
  • 肺の圧迫を防ぐことで酸素供給量の増加
  • できることが増え、認知行動療法になる
  • 抗重力筋刺激によるセロトニンの分泌

につながります。

詳しくは「姿勢改善が有効な理由」「動作改善が有効な理由」をご覧ください。

当教室でも

姿勢動作調整技術のアレクサンダーテクニークを主に使って腰痛を解消しています。

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