ヨガインストラクター S.Y様の感想

特別なことはないですが、すべての行為を通して言えるのは、最終的に外部から内部に自然に意識が向き、しばらく自分の内部に留まる時間が増えました。
ゆっくりと舵を切るように意識の方向性が変わり、それによって私を取りまく時空にスペースが以前より増しました。
それでも急いだり、焦ることがあると「急ぐことはない、ふぅーと息を吐こう」ともう1人の私がささやいて、それを実践すると、無意識の緊張の癖に気づいて手放し楽になります。
緊張は溜まりますが、また手放す、それを淡々と日々繰り返す、アレクサンダーテクニークはその術を具体的に教えてくれます。その過程は地味ですが、とてもパワフルで楽しい時間です。
仕事でも英語とヨガのインストラクターとして、レッスン中あまり舞い上がることがなくなり、声質も以前より落ち着き感が増し、自分自身がとても楽になりました。レッスンのランディング感が安定し、心地よくありがたい限りです。
「自分の過緊張に気づいて手放すこと」の大切さをレッスンを重ねるたびに感じました。
緊張の癖を外さず、身体を調整するのはとても非効率、長年の身体に染み付いた習慣を良い方向に切り替えるのは地道な実践的トレーニングが必要という先生の言葉が身に染みました。(これがなかなかできないのですがw汗)
変化としては呼吸が優しくなりました。ヨガ的にやや力んだ呼吸を習慣的にしていましたが、「ため息をゆるす」ように呼吸をするようになったら自然と身体の力み・緊張も緩んだ気がします。
ヨガ教室でもゆっくり伝えて生徒さんにも良い影響ありです。
「座ったときおしりを思うこと、立ったときは足裏を思い預けること」を日常思い実践し、レッスン中も以前より意識するようになりました。この意識は全身の力みが抜け安定感が増しとても良いです。